【写真:Getty Images】
リバプールに所属する南野拓実がチャンピオンズリーグ(CL)の試合に起用されたことは、チーム内での“序列”がひとつ上昇したことを示しているのかもしれない。英紙『エクスプレス』が14日付記事で論じている。
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リバプールは現地時間11日に行われたCL決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合でアトレティコ・マドリードと対戦。延長戦にもつれ込んだあと、リバプールがあと2点を取らなければならなくなった状況で南野は113分から交代出場したが、短時間のプレーで奇跡の逆転を引き起こすことはできなかった。
『エクスプレス』紙ではギニア代表MFナビ・ケイタがこの試合でベンチ外だったことに注目。ポジションは異なるとはいえ、ユルゲン・クロップ監督にとって南野の序列が同選手を上回る状況になったことが示されたと述べている。
ザルツブルクで南野とチームメートだったこともあるケイタは2018年にリバプールに加入。昨季は公式戦33試合に出場したが、今季は負傷などもあって出場機会が減少し、リーグ戦9試合を含む公式戦18試合の出場にとどまっている。
南野は1月のリバプール加入以来「貢献できていない」状況であり、序列の上昇は納得しがたいことであるとも英紙は述べている。だが「プレミアリーグ優勝が決まればもっと出場機会を得られるのではないか」との見通しも示した。
プレミアリーグ首位を独走してきたリバプールは、残り9試合で2勝すれば優勝が決定する。だが新型コロナウイルス感染拡大の影響によりリーグは4月3日までの試合中止が決まっており、その後の再開の可否も不安視される状況となっている。
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