【写真:Getty Images】
今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)は、準々決勝と準決勝を一発勝負の形で開催することも検討されているという。英紙『ミラー』が13日付で伝えた。
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欧州各国に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、欧州サッカー連盟(UEFA)は来週開催が予定されていたCLおよびELの全試合の延期を決定。20日に予定されていた準々決勝の組み合わせ抽選会も延期となることが発表されている。
各国の国内リーグも延期が相次ぎ、いつ再開が可能になるかも不透明な状況では、残された全日程を消化することは困難が予想される。UEFAも大きな決断を迫られることになるかもしれない。
UEFAはEURO2020やその他の大会の開催について議論するため加盟55協会による会議を17日に召集している。CLとELの準々決勝を通常のホーム&アウェイ2試合ではなく、中立地または抽選で決定されたどちらかのホームでの一発勝負の形で開催することもひとつの案として議論される見通しだと英紙は伝えている。
CLでは現時点でアタランタ、RBライプツィヒ、パリ・サンジェルマン、アトレティコ・マドリードが準々決勝進出を決定済み。決勝トーナメント1回戦の残り4カードは1stレグが開催されたあと2ndレグが延期されている。ELはベスト16にあたる決勝トーナメント2回戦の8試合中6試合の1stレグのみ開催された状況だ。
公平を期すため、すでに1stレグを終えているカードは2ndレグも開催が必要となることが見込まれる。だがその後は試合数の削減に踏み切る可能性もあるのかもしれない。
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