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マンC、グアルディオラ体制歴代フォーメーション。プレミア連覇の最強チームはどのように作られたのか

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

キャリア初の無冠(16/17)

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2016/17シーズンの基本フォーメーション

 グアルディオラの就任と同時にシティが着手したのは、指揮官が標榜するスタイルに合致した選手の獲得だった。バルセロナのクラウディオ・ブラーボやドルトムントのイルカイ・ギュンドアンといった実績のある選手に加えて、ジョン・ストーンズ、レロイ・ザネといった才能あふれる若手を獲得。一方で、サミル・ナスリやジョー・ハートといった主力選手がチームを離れた。

 チームは開幕から1試合平均3得点と攻撃陣が爆発し、プレミアリーグ6連勝のスタートダッシュに成功する。しかし、4位に終わった前年と同様に徐々にペースを落としていった。11節に首位から陥落すると、その後は首位を走るチェルシーを捕まえることができなかった。

 CLでは古巣バルセロナと同じグループに入った。アウェイでは0-4と大敗したが、ホームではメッシのゴールで先制されながらも、ギュンドアンの2得点などで逆転して雪辱を果たしている。

 決勝トーナメントでは、ラウンド16でモナコと対戦。ホームでの1stレグは5-3の打ち合いを制したが、2ndレグでは1-3で敗れ、アウェイゴールの差で敗退となった。このシーズンは得点こそ増えたが守り切れない試合が多く、モナコ戦はこのシーズンの戦いを象徴するような敗退だった。

 FAカップはアーセナル戦に延長の末に敗れて準決勝敗退。リーグカップではマンチェスター・ダービーで敗れて4回戦敗退となった。リーグ戦は前年から順位を一つ上げてCL出場権を確保したが、15/16シーズンは無冠に終わった。グアルディオラが無冠に終わったのは後にも先にもこのシーズンだけだった。

▽GK
クラウディオ・ブラーボ

▽DF
バカリ・サニャ
ニコラス・オタメンディ
アレクサンダル・コラロフ
ガエル・クリシー

▽MF
ケビン・デブルイネ
フェルナンジーニョ
ダビド・シルバ

▽FW
ラヒーム・スターリング
セルヒオ・アグエロ
レロイ・ザネ

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