【写真:Getty Images】
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、欧州各国では国内リーグなどの試合延期や無観客開催などが相次いでいる。チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)も延期が濃厚になったと報じられている。
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欧州各国でウイルス感染者や死亡者の増加が続く中、サッカー界の状況もここ数日で一気に深刻化が進んだ。イタリアではセリエAの全試合を4月3日まで中止することが決定。ユベントスのイタリア代表DFダニエレ・ルガーニは現地時間11日にウイルス感染が確認され、セリエAで初の感染者となった。
一方スペインでも、レアル・マドリードのバスケットボールチーム選手に感染者が出たことも影響してリーガエスパニョーラの今後2週間の全試合延期が決定。ドイツやフランス、イングランドなどその他の各国でも多くの試合が影響を受けている。
試合の一斉中止は、ついに欧州サッカー連盟(UEFA)の主催試合にも及ぶことになるかもしれない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「全ての国際大会をストップすることが決まった」と報道。スペイン『マルカ』紙も「正式発表はまだだがCLとELも中止される」と伝えている。
CLではこれまでウイルスの影響により中止された試合はなかったが、いくつかの試合が無観客で開催されていた。一方ELでは、現地時間12日に予定される決勝トーナメント2回戦1stレグの試合のうち、セビージャ対ローマ戦とインテル対ヘタフェ戦がすでに中止決定済み。だがその他の試合も中止されることになるかもしれない。
【了】