【写真:Getty Images】
スペイン2部のウエスカに所属するFW岡崎慎司は、チームを来季リーガエスパニョーラ1部へ引き上げることを当面の目標としつつ、キャリアの最後にはJリーグに復帰したいという意欲も示した。スペイン紙『アス』が11日付でインタビューを伝えている。
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最近4試合で4ゴールを挙げるなど好調を維持し、ウエスカの1部昇格に向けた戦いに貢献している岡崎。今季の得点数はチーム単独最多の8点となったが、ゴールネットを揺らしながらもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による判定で無効とされたゴールが計7点に上ることも注目されている。
「取り消されたゴールの中には納得できるものもありますが、10秒前や15秒前のプレーで判定されたものもあります。そういう判定を理解するのは難しいこともありますが、これから選手全員が慣れていくしかないですね」と岡崎はVAR判定についてコメントしている。
ウエスカは現在昇格プレーオフ圏内の4位に位置している。「このチームで1部に上がりたい。そのために今季の残り期間でゴールをたくさん決めたい」と岡崎。ウエスカとの契約は今季の1年間に加えてもう1年がオプションとなっているが、来季も同クラブでプレーを続けたいと語っている。
1部昇格を果たしたとすれば、レアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウや、バルセロナの本拠地カンプ・ノウなどでもプレーできるチャンスが生まれる。「日本のファンからそういうことも言われています。そうなれば素晴らしいですね」と岡崎は語る。
すでに33歳のベテランだが、現役引退の見通しについては「考えていません。まだ数年サッカーができると思っています」とコメント。日本でキャリアを終えたいかどうかについては「そうしたいですね」と答え、日本代表への復帰にも「もちろん、僕の夢です」と意欲を見せている。
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