【写真:Getty Images】
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、アジアに続いて南米でもワールドカップ予選の開催が延期される可能性が高くなった。アルゼンチン紙『クラリン』など各国メディアが伝えている。
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中国を発生源とする新型コロナウイルスはアジアに続いて欧州にも大きく拡大。南米でも徐々に感染者が確認され始めており、感染地域は全世界に広がりつつある。
南米のサッカー代表チームは主力選手の多くが欧州でプレーしており、帰国した場合には一定期間の隔離措置を受けなければならない可能性がある。代表チームの活動に大いに支障をきたすことが懸念されている。
アルゼンチンでは、欧州から渡航してくる選手の参加する全てのスポーツイベントを今月末まで中止とすることが政府により決定された。リオネル・メッシら欧州組がアルゼンチン代表でプレーすることも事実上不可能となる。
南米では今月26日および31日に2022年カタールワールドカップ予選の最初の2節の開催が予定されていた。だが南米サッカー連盟(CONMEBOL)は、開催の延期を求める公式要請を11日付で国際サッカー連盟(FIFA)に提出したことを明らかにした。
アジアではすでに、今月開催が予定されていたワールドカップアジア2次予選の延期が決定された。欧州でもフレンドリーマッチの無観客開催が決まるなど、世界的に国際試合の開催が困難な状況となっている。
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