【写真:Getty Images】
現地時間12日に開催が予定されていたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦1stレグのセビージャ対ローマ戦は延期される見通しとなった。ローマがスペイン渡航の中止を発表している。
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新型コロナウイルス感染の被害の大きいイタリアではセリエAを含む全てのスポーツイベントを4月3日まで中止。スペイン政府はイタリアからの直行便の受け入れを中止することを決定した。そのスペインでもウイルス感染は拡大し、リーガエスパニョーラの無観客開催などが決定されている。
セビージャ対ローマ戦も無観客での開催が決定されていたが、結局スペイン政府はローマの入国を拒否したようだ。「現地当局からの認可が得られなかったためセビージャとのELの試合のためにスペインへ行くことはない」とローマは11日に公式ツイッターアカウントで渡航中止を明らかにした。
欧州サッカー連盟(UEFA)から現時点で発表は行われていないが、試合の開催は延期されることになりそうだ。同じイタリア勢とスペイン勢の対戦では、インテル対ヘタフェ戦もヘタフェ側がイタリア行きを拒否して開催が危ぶまれている。
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