【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのパリ・サンジェルマン(PSG)対ボルシア・ドルトムント戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けることになるかもしれない。仏紙『レキップ』などが見通しを伝えた。
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イタリアではセリエAなどの多くの試合が延期され、全てのスポーツイベントの無観客開催が決定されるなど、ウイルス拡大がスポーツ界に大きな影響を及ぼしている。周辺他国でも徐々に影響は拡大し、フランスでは7日に予定されていたリーグアンのストラスブール対PSG戦がウイルスの影響による最初の延期試合となった。
11日にはPSGの本拠地パルク・デ・プランスでCLのドルトムント戦が開催されるが、この試合への影響の懸念も強まっている。『レキップ』紙は試合への「脅威が高まっている」として、「通常の条件で開催される可能性は低くなりつつある」と述べている。
現時点では何も決定されてはいないが、9日月曜日にも何らかの決定が下される可能性があるとの見通し。試合の延期や無観客試合、開催地変更なども含めてあらゆる可能性が否定できないとされている。
一方でPSGは、試合を通常通りに開催するため手を尽くそうとしているようだ。清掃業者に依頼してスタジアムの大規模消毒を行った上で、ドルトムント戦の予定される11日までスタジアムを封鎖して出入りを禁じるという。また、フランス国内の感染拡大地域からの入場を禁止し、チケットを払い戻すことも検討中だとされている。
PSGは2月に行われたアウェイでの1stレグで1-2の敗戦を喫しており、ホームでの逆転を目指す。だが試合がどのような形での開催となるのか、不透明な状況での準備を強いられることになった。
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