ミランは現地時間7日、同クラブの幹部を務めたズボニミール・ボバン氏の退団を発表した。

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　現役時代にミランで活躍した元クロアチア代表のボバン氏は、昨年夏にミランのチーフ・フットボール・オフィサーに就任。テクニカル・ディレクターのパオロ・マルディーニ氏とともにクラブの再建を任された。

　しかし、イバン・ガジディスCEOはこの2人を通さずにラルフ・ラングニック氏の招へいに動いていることが発覚するなどしてボバン氏が激怒。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに単独で応じて不満を吐露した。

　これでボバン氏とガジディスCEOの亀裂が決定的に。オーナーグループのエリオット・マネジメントはガジディスCEOを支持し、ボバン氏がクラブを去ることになっている。

　ミランは8日、セリエAでジェノアと対戦する。内部のゴタゴタに気を取られず、ピッチで結果を残すことができるだろうか。

【了】