【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)およびアジアサッカー連盟(AFC)は5日、今後開催が予定されている2022年カタールワールドカップ・アジア予選兼2023年AFCアジアカップ予選の開催延期を各国に正式提案することが合意に達したとする共同声明を出した。
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中国を発生源とする新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、Jリーグを含めた多くの国の国内リーグや、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)などの国際試合の開催延期が相次いでいる。ワールドカップ予選を含む国際試合への影響も懸念される状況となっていた。
AFCでは加盟協会の代表者を緊急召集した上で対応を協議。3月から6月にかけて開催が予定されている予選の開催可否についてFIFAとの協議を行うことを先日発表していた。その結果として、「サッカーに関わる全ての個人の幸福と健康こそが最大の優先事項」との判断により、各国協会に正式な試合延期の提案を行うことが決定したとのことだ。
ワールドカップ2次予選兼アジアカップ予選の試合は3月下旬に各グループの第7節と第8節、6月上旬に第9節と第10節の開催が予定されていた。日本代表は3月26日に豊田でミャンマー代表と、同31日にウランバートルでモンゴル代表と、6月4日に神戸でタジキスタン代表と、同9日に吹田でキルギス代表と対戦する予定だった。
今後FIFAとAFCは各国協会との協議を経て新たな試合日程を発表する見通し。東京五輪に向けた女子サッカーアジア予選の女子韓国代表対女子中国代表戦、トルクメニスタンで開催予定のAFCフットサル選手権2020についても今後協議を行っていくことが見込まれている。