【写真:Getty Images】
ドルトムントの下部組織(U-19)に所属する15歳のU-19ドイツ代表FWユスファ・ムココが、U-21ドイツ代表の練習に特別招待されたようだ。3日に独紙『ビルト』が報じている。
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同紙によると、U-21ドイツ代表を率いるシュテファン・クンツ監督がU-19ドイツ代表に初招集されたムココを招き、特別にU-21ドイツ代表のトレーニングに参加させて直接指導したという。将来を見据えてクンツ監督がムココの実力を確認したようだ。
ムココは2004年11月にカメルーン人の両親から生まれたドイツ国籍を持つ少年。11歳にしてザンクト・パウリのU-15カテゴリーでチームの中心としてゴールを量産し、2016年5月にドルトムントの下部組織へ移籍する。当時12歳でU-16ドイツ代表に招集されると4試合の出場で3得点を記録した。
昨季はドルトムントU-17でリーグ戦25試合に出場し46得点8アシストを記録。当時13歳ながらU-17ブンデスリーガの最多得点記録を樹立している。その活躍もあり今季はドルトムントU-19に昇格。すでにリーグ戦では19試合出場で32得点8アシストを記録し、UEFAユースリーグでは7試合出場で4得点を決める活躍を見せている。
2月21日にU-19ドイツ代表のメンバーが発表されムココは初招集された。U-19ドイツ代表は現地時間25日にU-19欧州選手権予選のウェールズ戦、現地時間28日にオーストリア戦、現地時間31日にセルビア戦が予定されている。果たして、ムココはU-19ドイツ代表でどのような活躍を見せるのだろうか。
【了】