【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第26節のラツィオ対ボローニャ戦が現地時間2月29日に行われ、ホームのラツィオが2-0で勝利を収めた。この結果、ラツィオはセリエA暫定首位に浮上している。
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日本代表DF冨安健洋も先発したボローニャに対し、ラツィオは前半にMFルイス・アルベルトとFWホアキン・コレアが2得点。4連勝を収めて勝ち点を62に伸ばし、ユベントスを上回って今季初の首位に立った。
ユベントスは今節予定されていた3位インテルとの試合が新型コロナウイルスの影響で延期されたため、ラツィオはこのまま首位で今週末を終えることになる。ラツィオがセリエAの首位に立つのは2010/11シーズン以来約10年ぶり。前回はシーズン前半の第6節から第10節にかけて首位に立っていたが、最終的に5位でシーズンを終えている。
今季のラツィオは第5節で2敗目を喫して以来、その後の21試合を17勝4分けと無敗を継続している。同日に行われたプレミアリーグの試合でリバプールが今季初黒星を喫したことで、ラツィオは現在の欧州主要リーグで最も長く無敗を続けているチームとなった。
2016年からラツィオを率いるシモーネ・インザーギ監督にとっても自身初の首位。一方セリエB(2部)では兄のフィリッポ・インザーギ監督の率いるベネベントが首位を独走しており、兄弟監督が揃って首位に立つことになった。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によればイタリアで初の快挙だという。
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