【写真:Getty Images】
今週末に予定されていたスイス・スーパーリーグ(1部)およびチャレンジリーグ(2部)の全試合は新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期が決定された。リーグ公式ウェブサイトが28日に発表を行っている。
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スイス国内で確認された新型コロナウイルス感染者数は28日時点で9人と報じられている。国境を隣接するイタリア北部では感染が大きく拡大していることもあり、スイス政府は1000人以上が集まるイベントの開催を禁じる決定を28日に下した。
この決定を受け、現地時間28日から3月1日にかけて予定されていた1部リーグ5試合と2部リーグ5試合は延期が決定。現時点では今週末のみの延期が発表されているが、政府によるイベント開催禁止は少なくとも3月15日までとされており、スイスリーグでは今後も状況に応じて決定を下すと述べている。
新型コロナウイルスの影響により日本のJリーグでも3月15日までの全試合が延期されたほか、中国や韓国ではリーグ開幕が無期限延期。イタリアでは先週末のセリエAで4試合が延期されたが、リーグ全体での試合延期は欧州ではスイスが初のケースとなった。
今季のスイス・スーパーリーグではFCトゥーンで元名古屋グランパスのDFハーフナー・ニッキがプレーしており、これまでに13試合に出場して2得点を記録。湘南ベルマーレからの期限付き移籍でFCシオンに加入した18歳のFW若月大和は先週末の試合で初めてベンチ入りしていたが、デビューは先送りとなりそうだ。
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