【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督のEメールアカウントに不正にアクセスし、盗み取った情報を第三者に売却しようとした男が逮捕されたようだ。英紙『ザ・サン』の報道を元に同国複数メディアが伝えている。
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報道によれば逮捕されたのは30歳の男。釈放された上で引き続き捜査を受けているという。男は過去にシティと契約を交わしてIT関連業務を行っており、その契約中の2017年にグアルディオラ監督のEメールを不正に盗んだとされている。
男はグアルディオラ監督の送信および受信した全てのEメールを入手できる状態だったとのこと。その中に含まれる情報を10万ポンド(約1400万円)で売却することを試みていたようだ。
盗み取った情報には選手の契約情報や、シティが獲得を検討していた選手に関する情報も含まれていたという。当時アヤックスに所属していた現ユベントスのDFマタイス・デリフト、当時ボルシア・ドルトムントに所属していた現アーセナルのDFソクラティス・パパスタソプロスに関する情報などが含まれていたとのことだ。
シティはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反により欧州サッカー連盟(UEFA)から処分を受けた一件に関しても、不正に盗み取られたEメールが処分の根拠として用いられたと主張している。「近年の我々がITシステム関連で犯罪的攻撃の標的となっているのは公の事実だ」とクラブ広報によるコメントが伝えられている。
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