【写真:Getty Images】
スペイン1部のマジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、現地時間26日に行われた会見で自身の現状や今後の見通しなどについて語った。クラブ公式SNSが会見の様子を伝えている。
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先週末のベティス戦では6試合ぶりに先発復帰を果たし、1得点1アシストの活躍で3-3のドローに貢献した久保。「ひとつの目に見える結果として良いものだと思いますし、他のハードワークの部分でも監督に評価してもらえたので。すごく充実した試合だったなと思います」と振り返った。
勝ち点1を加えるにとどまったチームは依然として降格圏に位置しているが、久保は浮上への意気込みを示した。「最後に笑って終われればいいと思うので。できるだけ早く降格圏を脱出して、上の位置でシーズンを終われたらと思います」
次節は3月1日にホームで行われるヘタフェ戦となるが、そのヘタフェは木曜日にヨーロッパリーグのアヤックス戦を戦う。「アヤックス戦までは僕らのことは考えていないと思います。僕らは1週間ヘタフェのことを考えているので、それはアドバンテージになります」と上位チーム相手の一戦に自信をみせた。
レアル・マドリードからのレンタルでマジョルカに在籍している久保は、来季以降の去就も注目される。だが「レンタルされた選手はレンタル先のクラブで全力を尽くすもの。今はマドリーのことは考えていません」とマジョルカでのプレーに集中する姿勢を強調している。
シーズン終了後にはU-23日本代表として東京五輪に出場することも期待されるが、「チームでアピールすることが一番だと思いますし、自分はまずマジョルカでしっかり結果を出すことがその先に繋がるのかなと思います」と、やはりクラブでのプレーを最優先事項に挙げた。
だが日本国内では新型コロナウイルスの感染が広がり、Jリーグの試合も延期。東京五輪への影響も懸念される状況となっている。「その話題についてはすごく心配しています。日本はコロナウイルスで大変ですが、僕らにはどうすることもできませんので、全てが早く解決してほしいと願っています」と久保はスペインから思いを語った。
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