【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、元監督であるアーセン・ヴェンゲル氏と元選手であるMFサンティ・カソルラがサポーターに改めて別れを告げる機会となる記念試合の開催を検討しているという。英紙『デイリー・メール』が25日に伝えた。
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ヴェンゲル氏は1996年から2018年まで約22年間にわたってアーセナルを指揮。3度のプレミアリーグ優勝や7度のFAカップ優勝を含む好成績をクラブにもたらし、2017/18シーズン終了後に退任した。現在は国際サッカー連盟(FIFA)で育成部門責任者を務めている。
カソルラは2012年から2018年までヴェンゲル氏の率いるチームでプレーした。負傷の手術による感染症のため一時は右足切断の可能性もあったという危機を乗り越え、2018年に加入した古巣ビジャレアルで復活を果たしている。
クラブは夏季恒例のプレシーズン大会であるエミレーツカップを両者の“お別れ試合”とする計画を進めているようだ。カソルラの所属するビジャレアルを今年夏の対戦相手として招待するとともに、ヴェンゲル氏も試合に迎える考えだという。
ヴェンゲル氏はアーセナル監督退任前にはサポーターの一部との関係が悪化したまま去る形となった。一方のカソルラは負傷のためアーセナルに在籍した最後のシーズンは一度もピッチに立てなかった。退団から2年を経て、古巣のファンに改めて挨拶をする良い機会となるかもしれない。
【了】