【写真:Getty Images】
1月に加入したボルシア・ドルトムントでも驚異的なペースでゴールを量産し、一躍世界的スターに上り詰めたノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド。そのハーランドが見せたゴール以外のプレーにも注目が集まっている。
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ハーランドはドルトムントでここまで公式戦8試合に出場してすでに12得点を記録。今季前半戦を戦っていたザルツブルクでの成績を加えると公式戦30試合で40得点となった。これでまで19歳だというのだから末恐ろしい。
先週行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグのパリ・サンジェルマン戦も、ハーランドがその高い能力を示した試合のひとつだった。この試合では2得点を挙げてチームを勝利に導くとともに、大会史上最年少での年間二桁得点や、大会史上最速となるデビューから7試合での10得点到達などの記録を達成している。
だが凄かったのはゴールだけではない。前半14分に自陣ゴール前で相手CKに対する守備に参加したハーランドは、ボールをヘディングでクリアしたあと猛ダッシュ。ボールを持ち上がる味方選手を一気に追い越して相手ゴール前にまで走り込んだ。
イタリア『スカイ』が計測したところによれば、この場面でハーランドは60メートルの距離を6.64秒で駆け抜けていたという。これは米国の陸上選手クリスチャン・コールマンが保持する60メートル走世界記録の「6秒34」や、ノルウェー記録の「6秒55」にも迫る速度だったということになる。