【写真:Getty Images】
オランダ・エールディビジのAZアルクマールは23日、J1の名古屋グランパスからの期限付き移籍で加入していたDF菅原由勢の買取オプションを行使し、同選手が完全移籍の形で加入することが決定したと発表した。
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AZからの発表に先立ち、名古屋からも菅原の完全移籍の発表が行われていた。AZの発表によれば、新たな契約期間は2025年夏までの5年間になるとのことだ。
「とても嬉しいですし、この感情をプレーに出したいのと、まずは感謝の気持ちを家族に(伝えたい)」と菅原は完全移籍に際してコメント。「まずはタイトル。チャンピオンという称号をひとつだけじゃなくいくつも獲らなければいけないと思っていますし、このクラブをエールディビジの中でトップ2に常に入れるようなクラブにしたいと思っています」と意気込みを示した。
AZのマックス・ハイベルツFD(フットボールディレクター)は「過去6ヶ月間のユキは素晴らしかった。契約のオプションを行使すべきだとすぐに確信できた」と菅原との正式契約を喜んでいる。「若い選手だが、トップチームでプレーする時には準備ができていることを示してきた。彼のようなタレントを長期的に手に入れられるのは素晴らしいことだ」と続けた。
今季のAZはエールディビジで好調な戦いを見せており、現在首位アヤックスと6ポイント差の2位。来季チャンピオンズリーグ出場圏内の順位に位置するとともに、今季のヨーロッパリーグでも決勝トーナメントに進んでいる。
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