【写真:ムツ・カワモリ】
スペイン2部のデポルティボに所属する日本代表MF柴崎岳は、現地時間23日に行われるセグンダ・ディビシオン第29節のレアル・サラゴサ戦に向け、MF香川真司との対戦を楽しみにする様子を見せた。20日の会見でのコメントをクラブ公式サイトが伝えている。
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柴崎と香川はともに今季からそれぞれデポルティボとサラゴサに加入。日本のスター選手同士の直接対決も期待されていたが、昨年12月に両チームが対戦した際には、両者ともに苦しい時期を過ごしていたことで“低調対決”としてネガティブな意味で注目が集まった。結局香川が試合の終盤に交代出場する一方で、柴崎はベンチに入ったが出場無しに終わった。
だがその後、柴崎はフェルナンド・バスケス新監督のもとでレギュラーポジションを取り戻し、リーグ戦6試合連続フル出場中。一方の香川も復調の気配を見せてはいたが、負傷のため最近2試合を欠場している。
「彼も怪我で非常に悩まされている部分があると思うので、彼自身満足のいくプレーはできていないのではないかと思います」と柴崎は香川の状況について会見でコメント。「もし対戦することがあれば僕にとって大変嬉しいことですし、一緒のピッチに立ちたいなと思っています」と続けた。
香川の負傷は回復し、デポルティボ戦で復帰できるのではないかとの見通しが報じられている。「(日本でも)多くの人がテレビで見てくれると思いますし、彼は日本にいる数少ないレジェンドの一人。僕も彼を尊敬しています」と柴崎は香川への敬意と対戦への意欲を示している。
【了】