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ベンチが続いた鎌田大地「なぜって疑問がすごいあった」「今は自分が出たら自信もある」【EL】

text by 編集部 photo by Getty Images

鎌田大地
【写真:Getty Images】

【フランクフルト 4-1 ザルツブルク EL決勝トーナメント1回戦1stレグ】

 ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグ、フランクフルト対ザルツブルクの試合が現地時間20日に行われた。ホームのフランクフルトが4-1の勝利をおさめている。試合後、フランクフルトに所属する鎌田大地が取材に答えた。

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 フランクフルトに所属する長谷部誠と鎌田大地、そしてザルツブルクの奥川雅也は共に先発出場。12分、鎌田がペナルティーエリアでトゥーレからパスを受けると、右足を振り抜いて先制点を決めた。続けて43分、長谷部が起点となりソウのスルーパスを受けた鎌田が落ち着いてシュートを放ち追加点を決める。

 さらに53分、左サイドからのクロスを鎌田が頭で合わせて3点目。ハットトリックを達成しリードも3点にひろげた。直後の56分にはフランクフルトのフィリップ・コスティクも得点を決める。85分にファン・ヒチャンにPKを決められて失点するも、リードを守り切ったフランクフルトが4-1の勝利をおさめている。

 シーズン序盤から先発起用される試合が多かった鎌田。しかし、怪我から復帰後はベンチ止まりの試合が続いていた。その状況について鎌田は「前半戦あれだけ試合に出て、怪我で出遅れたっていう部分もありましたけど。あれだけ使われなかったことはすごい僕自身、なぜって疑問がすごいあった」と答えている。

 一方で「ただ、サッカー選手なので、文句だとかこう愚痴だけじゃなくてね。出た時にピッチで表現できないとダメだと思ったので。そのチャンスがきた時にっていうのだけを考えていた。昨日の時点でスタメンはわかっていたし、やっぱり昨日からしっかりメンタル面だったり、詰め込みすぎるのは良くないですけど、すごい本当にね、今日にかけていたので。ひとつこう…難しい山を越えられたというか。まぁ、やっぱり海外に来て思うのは、どんだけ良くても時の流れの早さだったり、数試合でコロッと(評価が)変わってしまうので、僕自身も1年目来たときはものに出来なかったですけど、今は自分が出たら自信もあるし、気持ちの面でかなり成長できたかなと思います」とも語っている。

(取材:本田千尋【フランクフルト】、文・構成:編集部)

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【了】

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