【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第25節、ベティス対マジョルカの試合が現地時間21日に行われる。5試合連続で途中出場の状況が続くマジョルカの久保建英だが、スタメンを勝ち取るチャンスはまだありそうだ。19日にスペインメディア『ディアリオ・デ・マジョルカ』が報じている。
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2019年夏、レアル・マドリーからのレンタル移籍でマジョルカに加入した久保。昨年11月10日に行われたビジャレアル戦では1ゴール1アシストの活躍を見せて3-1の勝利に貢献。それ以降の試合でフル出場を果たすこともあったが、バレンシア戦から5試合連続で途中出場が続いている。
ただ、前節のアラベス戦では52分に交代出場を果たした直後、久保がゴール前に折り返したボールにダニ・ロドリゲスが合わせてゴールネットを揺らすシーンがあった。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による判定でゴール取り消しになっている。
アシストこそ付かなかったが、久保を投入したことでマジョルカの攻撃が活性化。63分にクチョ・エルナンデスがゴールを決めてマジョルカが1-0の勝利をおさめている。
同紙は「このアラベス戦までラゴ・ジュニオールが先発メンバーから外れることは考えられなかったが、戦術的な理由でラゴ・ジュニオールが1分もプレーしなかったのは、ビセンテ・モレノ監督のもとで初めてだ。久保やアレックス・フェバスに加えて、ラゴ・ジュニオールもポジション争いに加わった」と分析し、不動の地位を築いていたラゴ・ジュニオールの立場が変わってきたとの見解を示している。
つまり、1つのポジションを巡って久保とアレックス・フェバス、ラゴ・ジュニオールの3人が争うことに。同紙は「このポジション争いから退出すると、再び争いに加わることは困難」であると伝えており、今が先発奪取の最後のチャンスだと言えそうだ。なお、他のポジションはほぼメンバーが固定されているが、この3人が争うポジションは流動的に選手が入れ替わっている。
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