【写真:Getty Images】
フランクフルトに所属する長谷部誠と鎌田大地にとって、現地時間20日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦のザルツブルク戦は先発復帰のチャンスとなるかもしれない。独紙『ビルト』が17日に見通しを伝えた。
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今季前半戦のフランクフルトで主力としてプレーし、多くの試合に先発出場していた長谷部と鎌田。だがウィンターブレイクの明けた1月以降は、それぞれの理由により出場機会を得るのに苦戦している。
長谷部は3バックの中央で不動の存在となっていたが、アディ・ヒュッター監督がシステムを4バックに変更した“犠牲”となった形。鎌田は負傷のため後半戦開始時に出遅れ、復帰後も先発には定着できていない。
だが先週末のボルシア・ドルトムント戦に0-4の大敗を喫したことや、CBの出場停止などから、ザルツブルク戦では再び3バックが採用される可能性もあるという。「3バックは理想的だ。我々のベストプレーヤーの一人である長谷部がずっとプレーしてきたからね」とブルーノ・ヒュブナーSD(スポーツディレクター)はコメントし、ザルツブルク戦での長谷部起用を示唆している。
引き続き4バックが採用されたとしても、先発出場の可能性はあるかもしれない。その場合はシュテファン・イルザンカーに代えて長谷部が中盤に起用されるのではないかと『ビルト』は予想している。
一方、鎌田に関してもヒュブナーSDは「ひとつの選択肢だ」とコメント。ここ数試合では創造性に優れる鎌田よりプレッシングを得意とするミヤト・ガチノビッチが優先されていたが、そのガチノビッチの体調不良もあり鎌田の先発もあり得ると独紙は述べている。
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