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マンC処分に注目するジェラード。過去の悪夢が消え去る可能性も…?

text by 編集部 photo by Getty Images

スティーブン・ジェラード
【写真:Getty Images】

 かつてリバプールの主将を務めた現レンジャーズ指揮官のスティーブン・ジェラードは、マンチェスター・シティに対する処分に「非常に興味を持っている」と認めた。英『デイリー・メール』などが伝えている。

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 シティは14日、2012年から2016年の期間にファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反を犯したとして、UEFAからチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの2年間出場禁止処分を言い渡された。

 この処分は過去のプレミアリーグのタイトルはく奪につながる可能性もささやかれているところ。ジェラードが特に注目しているのは、2014年のタイトルの扱いだ。

 2013/14シーズンのリバプールは、現在バルセロナに所属しているルイス・スアレスを擁し、優勝争いを演じていた。しかし、優勝が近づいていた第36節チェルシー戦で主将のジェラードが痛恨のスリップ。そこからの失点で大一番を落としたリバプールは、最終的に勝ち点2差でシティに優勝を譲った。

 ジェラード監督は「上訴することは間違いないだろうから、どのようになるか待つことにする。それからプレミアリーグがどう動くのかだ。プレミアリーグの決定が分かったら改めてコメントするよ」と述べた。

 その上で「UEFAのペナルティの厳しさをみると、何か重大な間違いがあったのだろう。だから、最終的にどうなるのかは本当に興味がある。とにかく、プレミアリーグからのペナルティが出るまでコメントはしない。もちろん、興味はある。私にははっきりとした理由があるしね」と語っている。

 プレミアリーグがシティからタイトルをはく奪することになれば、リバプールが繰り上げ優勝と扱われるかもしれない。ジェラード監督にとっては、現役時代に喉から手が出るほど求めていたタイトルが転がり込んでくることになる。

「全て仮定の話だ。マンチェスター・シティがそのときのチャンピオンだった。私はそれを祝福する。彼らはチャンピオンだ」

【了】

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