【写真:Getty Images】
緊急補強を認められたバルセロナが、ヘタフェに所属する32歳のスペイン人FWアンヘル・ロドリゲスを獲得する可能性が出てきた。この動きにヘタフェのCEOを務めるアンヘル・トーレス氏が言及したと、13日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
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現地時間1月9日に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)のアトレティコ・マドリー戦でルイス・スアレスが負傷。右膝の外側半月板を手術したことで約4ヶ月の長期離脱を強いられることになった。そして、バレンシアFWロドリゴやアヤックスFWドゥシャン・タディッチ、ブラガFWフランシスコ・トリンカオなどの獲得に乗り出したものの、移籍市場が閉まるまでに代役を補強することが出来ず。
それだけでなく、負傷から復帰したばかりのFWウスマン・デンベレが練習中に痛めて再離脱。約6ヶ月の長期離脱を強いられている。スペインのルールに則り、スペインサッカー連盟やラ・リーガに緊急補強が認められたことで、移籍期間外でもスペイン国内のクラブに限り補強が可能になった。15日以内に契約を成立させることが条件となっている。
最初に目をつけたのがレアル・ソシエダに所属するブラジル人FWウィリアン・ジョゼ。しかし、7000万ユーロ(約84億円)の契約解除金を支払うことが求められるため負担も大きい。そのため、アンヘル・ロドリゲスにターゲットを変更したようだ。
この動きに対し、アンヘル・トーレス氏は「移籍を拒否することは出来ないだろう。バルセロナとは良好な関係にあり、彼らとは何の問題もない」とし、「バルセロナに行きたくない人は誰もいないだろう? しかし、彼らがアンヘル・ロドリゲスを獲得するというようなニュースや兆候は今の所ない。条項も彼らにとって問題にならないだろう。1000万ユーロ(約12億円)だ。選手を維持したい気持ちもあるが、追加のお金が入ることは常にいいものだ。選手を失うことに動揺するだろうが、我々はどんな状況にも対応できる」と答え、移籍を妨げる考えがないことを明かした。
【了】