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中国からマンU加入のFW、いまだ個人練習。コロナウィルス懸念で練習場入らず

text by 編集部 photo by Getty Images

オディオン・イガロ
【写真:Getty Images】

 冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドに加入した元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロは、新型コロナウイルスへの予防措置として、いまだクラブの練習場に立ち入ることを認められず個人トレーニングを行っているという。英紙『ミラー』などが伝えている。

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 イガロは移籍市場最終日の1月31日に中国の上海申花からユナイテッドへ移籍することが決定。だが新型コロナウイルス感染の拡大する中国からやって来たことが影響し、新クラブでのスムーズな船出を阻まれている。

 クラブは短いウィンターブレイクを利用してスペインのマルベーリャでキャンプを行ったが、イガロはこれに参加せず。英国出入国管理局が過去14日間以内に中国への渡航歴がある人物を監視対象としているため、再入国が認められなくなる可能性を懸念し、英国に残ってトレーニングを行うことになった。

 だがキャンプ不参加だけでなく、マンチェスターでの練習にも支障が出ているようだ。クラブの練習場に入ることが認められず、イガロはマンチェスター市内の他の場所にあるトレーニングセンターで個人練習を行っているとのこと。感染の中心地である武漢ではなく上海からの移籍であり、ウイルス潜伏などの可能性も極めて小さなものではあるが、クラブは念を入れた対応を取っているようだ。

 いずれにしても、イガロは現地時間17日に行われるプレミアリーグのチェルシー戦でデビューを飾ることになると見込まれている。新たなチームメートたちとほとんど一緒に練習する機会がないままのデビューとなりそうだ。

【了】

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