【写真:Getty Images】
アフリカ系の選手たちの多くは驚異的な身体能力を有しているが、それが発揮されるのは必ずしもプレーのためだけではない。強烈なゴールパフォーマンスにより世界に印象を残した選手もいる。
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2002年日韓ワールドカップに出場したナイジェリア代表は、アルゼンチン、イングランド、スウェーデンと強豪国揃いのグループで苦しい戦いを強いられ、1勝も挙げることなく大会を去ることになった。3試合を通して挙げた得点も1点のみだったが、その1点が伝説のパフォーマンスを生んだ。
神戸で開催されたグループ第2節のスウェーデン対ナイジェリア戦。前半27分に先制点を記録したのは当時20歳のFWジュリアス・アガホワだった。右サイドのジョセフ・ヨボからのクロスに飛び込み、GKの前で合わせてヘディングでゴールネットを揺らした。
得点を確認して立ち上がったアガホワは、トレードマークとして知られることになる“バク転”パフォーマンスをスタート。ペナルティーエリア内から右サイドに向けてクルクルと5回の連続回転を披露し、最後の6回転目は大きく跳び上がってのバク宙で締めくくった。
国際サッカー連盟(FIFA)のワールドカップ公式ツイッターアカウントでは、2月12日にアガホワ氏が38歳の誕生日を迎えたことを記念してこの場面の動画を投稿。「ワールドカップ史上最もアクロバティックなパフォーマンス?」とコメントを添えている。