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本田圭佑のキャリアにまたも試練。移籍直後の監督交代はミラン、フィテッセに続き3回目

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
【写真:Getty Images】

 元日本代表MF本田圭佑が加入したブラジルのボタフォゴは、アルベルト・ヴァレンティン監督を解任したことを現地時間9日に発表した。本田にとっては、新クラブ加入から短期間で監督が交代する経験はこれで3度目となる。

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 本田は7日にブラジルに到着し、8日に盛大な入団セレモニーでクラブに迎え入れられたばかり。だがその本田も観戦した9日のフルミネンセ戦に0-3の敗戦を喫したあと、クラブは監督交代を決断した。

 まだ新チームに馴染んでもいない本田にとっては前途多難なスタートとなるが、初めての経験ではない。過去にも移籍直後に監督が交代するという事態を味わっている。

 2014年1月に加入したミランでは、デビュー戦の翌日にマッシミリアーノ・アッレグリ監督が解任。マルコ・タソッティ氏が暫定監督として指揮を執ったあと、クラレンス・セードルフ監督が就任し、デビューからの3試合を全て異なる監督の指揮下で戦うという異常事態となった。

 もうひとつは、まだ記憶に新しいオランダのフィテッセでの顛末。CSKAモスクワ時代の恩師でもあるレオニド・スルツキ監督からの招きを受けて昨年11月にフィテッセに入団した本田だが、わずか2試合プレーしたところでスルツキ監督が退任してしまった。その数週間後には本田自身も退団することになった。

 これまでのキャリアで多くの困難に直面してきた本田だが、ブラジルでの新たな挑戦のスタートも例外ではなかった。今後、新監督の下でボタフォゴ復調の力になることができるだろうか。

【了】

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