【写真:Getty Images】
冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドに加入した元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロは、新型コロナウイルスの監視対象とされる期間が終了することで、今月行われるヨーロッパリーグ(EL)のベルギー遠征には参加できる見通しとなった。英紙『デイリー・メール』が伝えている。
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イガロは冬の移籍市場の最終日となった1月31日に中国の上海申花からユナイテッドへの移籍が決定。チームは1日のウォルバーハンプトン戦を終えたあとウィンターブレイクに入り、スペインのマルベーリャでのキャンプを行っているが、新型コロナウイルスの影響によりイガロは不参加が決まった。
英国出入国管理局では過去14日間以内に中国への渡航歴がある人物を監視対象としていることがその理由。イガロがマルベーリャへ向かった場合、キャンプ期間中に監視が強化されるなどの事態となった場合、英国への再入国が認められない可能性が懸念されていた。
だが、今月16日にはイガロが中国を離れてから2週間が経過する。そのため20日に行われるEL決勝トーナメント1回戦のクラブ・ブルージュ戦のため出国することには問題はないと判断されたとのことだ。
イガロはクラブ・ブルージュ戦の前に17日に行われるプレミアリーグのチェルシー戦でデビューを飾ることが見込まれる。だがいずれにしてもキャンプの不参加は、新たなチームに適応する上で大きな痛手となるかもしれない。
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