【写真:Getty Images】
トッテナムのイングランド代表MFデル・アリが撮影し友人たちに送付したという動画が、人種差別的であったとして問題視されている。英紙『デイリー・スター』が8日付で伝えた。
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問題とされている動画は、6日にロンドンのヒースロー空港で撮影されたものだという。5日のサウサンプトン戦を終えたあとトッテナムは短期間のウィンターブレイクに入っており、アリはバカンスを過ごすためドバイへ向かおうとしていたようだ。
英紙が入手したとされる動画では、アリはマスクを着用した姿で、空港に居合わせた中国人とみられる一般客を撮影。新型コロナウイルス感染拡大に関して揶揄するようなコメントを添えていたという。
アリはその動画を友人たちのグループに送付したとのこと。動画が問題視されたあと、同選手は謝罪を行い、差別的な意図はなかったと釈明したとのことだ。
中国国内で猛威を振るう新型コロナウイルス感染は、旅行者などを通して世界各地にも拡大することが懸念されている。その影響により、中国などアジア人が人種差別的行為の被害に遭っていることも英国で問題となっている。
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