【写真:Getty Images】
ベルギー1部のシント=トロイデンからドイツ2部のシュトゥットガルトにレンタルされている日本代表DF遠藤航は、まもなくシュトゥットガルトへの完全移籍が決定することが見込まれている。地元紙『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』などが8日に伝えた。
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遠藤は昨年夏にレンタルでシュトゥットガルトに加入。デビューまでには少し時間を要したが、11月に初先発に起用されるとそのまま不動のレギュラーに定着し、これまで8試合連続の先発フル出場を果たしている。
8日に行われたエルツゲビルゲ・アウエ戦でもフル出場で3-0の快勝に貢献。スヴェン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)は試合後に、「彼には選手としても人間としても信じがたいほどの価値がある。ここにいてくれることを非常に嬉しく思っている。彼は静かなるリーダーだ」と遠藤を絶賛した。
クラブはすでに完全移籍に向けた最終的な交渉を行っており、数日中にも正式発表が行われる見通しだという。「そうしないとすれば我々は馬鹿だろう」とミスリンタートSDは、遠藤を正式に買い取ることが確実だと認めている。
買取オプションにより170万ユーロ(約2億円)に設定されているという移籍金は、遠藤の実際の価値を考えれば「バーゲン価格」だと地元紙は述べている。「このチャンスを逃すべきではない。何よりワタル自身も我々のクラブで非常に快適に感じているからね」とSDはオプション行使への積極姿勢を示した。
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