【写真:Getty Images】
【横浜F・マリノス 3-3(PK戦2-3) ヴィッセル神戸 FUJI XEROX SUPER CUP】
FUJI XEROX SUPER CUP2020の横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸戦が8日に行われ、3-3の同点で90分間を終了。PK戦を3-2で制した神戸が今季の初タイトルを獲得した。
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
シーズン開幕を告げる恒例の一戦は稀に見る激戦となった。神戸が3回のリードを奪ったが、横浜FMもそのたびに同点に追いつく展開。両チーム一歩も譲らずゴールを奪い合った。
今回で27回目の開催となるFUJI XEROX SUPER CUPだが、両チーム合わせて計6得点は大会史上最多の数字。過去には「3-2」のスコアで計5得点の試合が3回あったが、6ゴールが生まれたことはなかった。
レギュレーションにより延長戦無しで行われたPK戦も驚きの連続となった。両チーム2人目までがシュートを決めたあと、なんと9人連続で失敗という異常事態。GKの好守や枠外シュートの連続でスコアが動かず、後攻7人目でようやく決着した。
この歴史的一戦を見守った観客数は5万1397人。今回と同じ埼玉スタジアムで地元浦和レッズが戦った昨年にはわずかに及ばなかったが、1995年大会と昨年に次ぐ大会史上3番目に多い観客動員数となった。
初優勝の神戸がこの大会12番目の優勝チームとなる一方で、横浜FMは悲願の初優勝をまたも逃した。これでFUJI XEROX SUPER CUPには5回出場して全て敗戦。2回以上出場して優勝経験がない唯一のクラブとなっている。
【了】