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Jリーグ 5年前

J1新加入期待の外国人選手5人(2)。U-23豪州代表DF、ブラジルからは続々と刺客が日本へ!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

高精度クロスが武器のDF

川崎フロンターレ
川崎フロンターレはコリチーバFCよりジオゴ・マテウスを獲得したことを発表している

DF:ジオゴ・マテウス(ブラジル)
生年月日:1993年2月13日(26歳)
移籍先:コリチーバFC(ブラジル)→川崎フロンターレ


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 インテルナシオナウの下部組織出身で、2012年に期限付きで加入したFCポルトBでプロデビューを果たしたDF。その後移籍を果たしたポルティモネンセ時代を含め、ポルトガルではなかなか芽が出なかった同選手であるが、2015年に加入したECヴィトーリアではレギュラーポジションを獲得し、チームのセリエA昇格に大きく貢献している。その後も国内クラブを転々とした26歳のDFは、先月11日、川崎フロンターレに期限付きで加入することが正式に決まった。

 ジオゴ・マテウスは、右サイドバックを主戦場とする選手だ。身長は172cmと大柄なタイプではないものの、果敢に攻撃参加し、前線に厚みをもたらすことができる。また、コリチーバFC在籍時にはセットプレーのキッカーも務めるなど、クロスの質が高い。このあたりは川崎Fの中でも大きな武器となるだろう。ただ、ボールを刈る際のタックルがやや荒い部分はあり、ここは改善が必要となってくるかもしれない。

 横浜FCに期限付きで移籍したDFマギーニョの後釜として期待されるジオゴ・マテウス。川崎Fは湘南ベルマーレからマテウスと同じく右サイドバックを務めるDF山根視来も獲得しており、このあたりのポジション争いは激しさを増しそうだ。2020シーズンは王座奪還を目指す川崎Fだが、ジオゴ・マテウスは競争に打ち勝ち、目標達成への原動力となることができるか。

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