【写真:Getty Images】
イングランドのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実は、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントの登録メンバー入りを果たした。決勝トーナメントの試合に出場すれば日本人選手では3シーズンぶりとなる。
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南野はオーストリアのレッドブル・ザルツブルクから1月にリバプールへ移籍。ザルツブルクでは今季のCLグループリーグに出場し、リバプールとも対戦していた。過去には一旦CLに出場した選手は他クラブで同一シーズンの大会に出場することはできなかったが、現行ルールでは可能となっており、南野もそのルール変更の恩恵を受けリバプールの登録メンバーに含められる形となった。
リバプールは決勝トーナメント1回戦でアトレティコ・マドリーとの対戦が組まれており、今月18日にアウェイでの1stレグ、3月11日にホームでの2ndレグを戦う。プレミアリーグでもここまで2回の途中出場のみとなっている南野が起用されるかどうかは不確定だが、ユルゲン・クロップ監督へのアピールを続けていきたいところだ。
決勝トーナメントへ勝ち進んだクラブでは、バルセロナBのFW安部裕葵もトップチームの登録メンバーに名を連ねているが、負傷のためしばらく離脱が見込まれる。いずれにしてもトップチームでの出場経験はなく、CL決勝トーナメント出場の見込みは南野よりはるかに小さいと言わざるを得ないだろう。
南野にチャンスが与えられたとすれば、日本人選手のCL決勝トーナメント出場は3年ぶりとなる。最後に出場したのは2016/17シーズンにボルシア・ドルトムントに所属していたMF香川真司と、レスター・シティに所属していたFW岡崎慎司の2人だ。両者はともにCL準々決勝を戦った。
2017/18シーズンは香川のみがCL本大会に出場したが、ドルトムントはグループリーグ敗退。昨季はDF長友佑都のガラタサライとFW西村拓真のCSKAモスクワがグループ敗退に終わった。香川の所属していたドルトムントは決勝トーナメントへ進んだが、香川は1月にトルコのベシクタシュへ移籍してチームを離れた。
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