【写真:Getty Images】
【日程・テレビ放送予定はこちら】
オランダ1部のPECズヴォレに所属する日本代表DF中山雄太が、自身の現状や今年夏の東京五輪への見通しなどを語った。地元メディア『デ・ぺぺルブス』が5日付で同選手のコメントを伝えている。
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
昨年1月に柏レイソルからズヴォレへ移籍した当初はなかなか出場機会を得ることができなかった中山。「まずはここでの生活に慣れる必要がありました。日本とは何もかも違っていて大変でしたし、家族から離れて一人でもありました」とその頃を振り返った。
3月に待望のデビューを飾った際にはサポーターから盛大な歓迎を受けた。「最初の試合は凄かったですね。みんな僕に歌ってくれて、お祭り騒ぎでした」とデビュー戦について語っている。
今季はチームメートとして加入したDFファン・ウェルメスケルケン・際にも助けられ、非常に過ごしやすくなったという。堂安律や板倉滉、中村敬斗などオランダでプレーする他の日本人選手とも頻繁に交流しているという中山は、今季短期間のオランダ復帰を果たした本田圭佑からもアドバイスを受けていると明かした。「大きなモチベーションを与えてくれる存在です。たとえば、トップレベルに到達するには何が必要なのかを教えてくれます」
ズヴォレで徐々に出場機会を増やした中山は、最近3試合で2回の完封に貢献するとともに2得点を記録。先週末のフローニンゲン戦での決勝ゴールは「ズヴォレでの僕の最高の瞬間だと思います」と喜んでいる。
U-23世代のキャプテンでもある中山は、今年夏に東京五輪で戦うことが見込まれる。「本当に楽しみです。もちろん、自分の国での開催でもありますので。優勝できるチャンスがあるかどうかは分かりませんが僕らはベストを尽くします」と意気込みを示した。
【了】