【写真:Getty Images】
中国国内を中心に猛威を振るう新型コロナウイルス感染拡大の影響により、プレミアリーグのクラブに来季プレシーズンの中国訪問を中止する動きがみられるという。英紙『デイリー・メール』が5日付で伝えた。
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多数の犠牲者や感染者を出しているウイルスはサッカー界にも大きな影響をもたらしている。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)や中国国内リーグなどの試合延期に加え、中国でプレーする大物外国人選手らの流出の可能性も伝えられている。
近年の欧州オフシーズンにはアジア市場へのアピール強化などを目的として中国を訪れるクラブも多かったが、今年の夏には様子が変わってくるかもしれない。すでに渡航の見送りを決めたクラブもあるようだ。
『デイリー・メール』によれば、アジアとの結びつきの強いプレミアリーグの1クラブが現時点でウイルス感染拡大地域への渡航を禁じる決定を下したとのこと。今後もそれに続くクラブが出てくることになるかもしれない。
昨年夏にはマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ニューカッスル、サウサンプトン、ウォルバーハンプトン、ウェスト・ハムのプレミアリーグ7クラブが中国を訪問していた。ウイルス感染が早急に収束しなければ、来夏には欧州クラブのプレシーズンの日程も様変わりすることになりそうだ。
【了】