【写真:Getty Images】
中国・武漢を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大している影響で、欧州リーグから中国のクラブに加入していた多くの選手が去るかもしれない。5日に中国紙『NAU』が報じている。
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先日、中国スーパーリーグを含む各カテゴリーの開幕戦が無期限延期されると発表されていた。同紙によると、開幕戦の無期限延期どころか、このまま長引けば2020シーズン全体が中止になる可能性もあるとのこと。そうなった場合、選手の市場価値が下がるか、契約自体が無効になって無料になることもあるという。代表でのプレーを目指す選手は移籍も検討するだろう。
中国スーパーリーグには、ステファン・エル・シャーラウィ(上海申花)、オスカル(上海上港)、パウリーニョ(広州恒大)、タリスカ(広州恒大)、マレク・ハムシク(大連)など以前は欧州リーグでプレーしていた選手もいて、それらの選手が中国から去ることを決断するかもしれない。ただし、これにも問題がある。
上海上港に所属するマルコ・アルナウトヴィッチは今年1月にウェスト・ハムへ移籍することで合意していた。しかし、新型コロナウイルスの影響で国外へ出ることが難しくなったため破談に終わっていた。そういった事例もあり、中国に残るのも出るのも厳しい状況が続いている。
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