【写真:Getty Images】
なでしこリーグ1部のノジマステラ神奈川相模原を退団した元なでしこジャパン(日本女子代表)FW大野忍が5日、現役引退を発表した。クラブの公式サイトで発表されている。
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ノジマステラは昨年12月24日に契約満了により大野がクラブを退団することを発表していた。この時点では引退は発表されておらず、今後については決定次第発表になると伝えられていた。だが、大野は36歳で現役生活に幕を降ろす決断をした。
大野はクラブの公式サイトで「1999年からプロサッカー選手として、海外クラブも含め、たくさんの方々にお世話になりました。B級ライセンスも取得がおわり、今後はこれまでの経験を指導者という立場でサッカー界に貢献していこうと思っております」と今後は指導者の道に進むことも明かしている。
大野は1999年に日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)の下部組織からトップチームに昇格。2011年にはINAC神戸レオネッサに移籍。2013年にはフランスのリヨンに加入した。その後、ASエルフェン埼玉を経て、2014年にイングランドのアーセナルに移籍。2015年から2017年までは再びINAC神戸に加入し、2018年からノジマステラでプレーしていた。
なでしこジャパンとしても活躍し、2011年にドイツで行われたFIFA女子ワールドカップでは大会優秀選手に選出され、日本の初優勝に貢献した。
世界一を経験した選手がまた一人現役生活を終えることになった。
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