【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、韓国で行われた親善試合に出場しなかった問題で、主催者側が敗訴した。4日に英メディア『BBC』が報じている。
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プレシーズンツアーとしてアジアを訪れたユベントスは、2019年7月26日にソウルで行われた試合で、Kリーグの選抜選手で構成されたオールスターチームと対戦。3-3の引き分けに終わったが、C・ロナウドはこの試合でベンチに入りながらも最後まで出場しなかった。マウリツィオ・サッリ監督は試合後に、「彼は筋肉の疲労により100%の状態ではなかった。試合前に相談し、休ませるのが彼にとってベストだと考えた」とその理由を説明している。
試合を観戦に訪れた約6万人のファンは、スター選手であるC・ロナウドのプレーを楽しみにしていたようだが、同選手の欠場に強く落胆した模様。それだけでなく、この試合のチケット料金は最も高い席で40万ウォン(約3万7000円)だったため、「詐欺」という批判の声が上がり、チケット払い戻しや損害賠償を求める団体訴訟の動きに発展した。
同メディアによると、韓国ファンに精神的苦痛を与えたなどとして、裁判所が主催者側に対して一人当たり37万1000ウォン(約3万4000円)の支払いを命じたようだ。なお、訴えたのは2人だが、そのうちの一人は原告87人を代表する弁護士だという。
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