【写真:Getty Images】
2030年のワールドカップは、史上初の2大陸開催になるかもしれない。国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が言及したと、3日に英紙『テレグラフ』が報じている。
2022年ワールドカップはカタールで開催され、2026年ワールドカップもカナダ・メキシコ・米国の3カ国共催となることが決定している。しかし、2030年ワールドカップの開催地は未定のままで、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、チリの4カ国共催案やスペインとポルトガルの共催案などが浮上している。共催も含めると、多くの国が立候補していることになる。
同紙によると、創立100周年を迎えるイングランドも立候補する国の一つだという。そして、2026年ワールドカップから参加国が48カ国に拡大されるのに伴い、2つの大陸で開催することも検討しているようだ。インファンティーノ会長は「私は人々の意思を尊重する。もし人々の意思が変わるなら、もっとオープンにしていくだろう。同時に世界の様々な部分をより包括的にする必要がある。まだ時間がある。2030年ワールドカップ開催地の決定は2024年だ。私にとって、FIFA会長として、入札者が多いほど幸せだ」と、コメントしている。
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