【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーに所属するFWアルバロ・モラタが数週間の戦線離脱を強いられることになりそうだ。
モラタは現地時間1日に行われたレアル・マドリーとの試合で先発出場するも50分に怪我のためピッチを後にした。3日にクラブはモラタが約2週間にわたり欠場することを発表した。
この結果アトレティコは、8日のグラナダ戦、15日のバレンシア戦に続き18日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグのリバプール戦の3試合をモラタ抜きで戦うことになりそうだ。
アントワーヌ・グリーズマンをバルセロナに放出した今季のアトレティコはリーグ戦22試合を終了した時点で22得点と深刻な得点力不足に陥っている。得点を期待されているジエゴ・コスタは椎間板ヘルニアで、ジョアン・フェリックスも右足を負傷し長期離脱の可能性もある。またチームは冬の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するFWエディンソン・カバーニの獲得に失敗し苦しい状況にある。
そこにチームトップ10得点を挙げているモラタの欠場はチームにとって大きな痛手となるだろう。順位もCL圏内の4位セビージャとは勝ち点3差を離され6位と苦しい状況にあるアトレティコは今後どのようにやりくりをするのだろうか。
ディエゴ・シメオネ監督の手腕が問われるところだ。
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