【写真:Getty Images】
ヘルタ・ベルリンに所属する元コートジボワール代表FWサロモン・カルーが今冬の移籍市場でプレミアリーグに加入目前で破談になったことを明かした。3日付けの独紙『ベルリーナー・クリエアー』が報じている。
同紙の取材に対しカルーは「イングランドからとても良いオファーが来ていた。仲の良い友人でアストン・ビラのジョン・テリーから電話をもらっていた」とプレミアリーグからオファーがあった事を明らかにした。
カルーはアストン・ビラでアシスタントコーチを務めるテリー氏とチェルシー時代に共にプレーした経験を持ち「彼は素晴らしいリーダーだ。彼の下でプレーしたかった」と印象を語った。
移籍が実現しなかった理由について「私は欧州生まれでなく、代表からも引退している。それが大きな問題だった」と語り、イングランドで必要な労働許可が最終的に降りなかった事を上げた。
ヨーロッパの移籍期限は過ぎたものの、カルーは中国やアメリカへの移籍の可能性は否定していない。
「MLS(メジャーリーグ・サッカー)は魅力的だ。リーグは成長し、今では多くのアメリカ人もサッカーに興味を持っている」
2014年からヘルタでプレーするカルーは毎年コンスタントに出場していたが、今季はリーグ戦5試合しか出場機会はなく、昨年11月30日の対ボルシア・ドルトムント戦以降は出番がない状況が続いている。
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