【写真:Getty Images】
レッドブル・グループのサッカー部門の代表を努めているラルフ・ラングニック氏がミランに行く可能性が高まっているようだ。3日付けの独紙『シュポルト・ビルト』が報じている。
同紙では、ラングニック氏は来季からミランで監督とSD(スポーツ・ディレクター)を兼任する事で合意しており、後は契約書にサインをするだけであると伝えている。
ラングニック氏はこれまでホッフェンハイムやシャルケ、RBライプツィヒで監督を努めた経験を持っている。今季は指導現場を離れ、裏方業務をこなしている。そんな61歳に対しマンチェスター・ユナイテッドも興味を示しているようだが、ラングニック氏はイタリアでの仕事を希望しているようで、既にイタリア語も勉強中のようだ。
今季のミランはマルコ・ジャンパオロ体制で始まったが、成績不振で昨年10月に解任される。後任にはステファノ・ピオリ監督が就任し、今年1月にはズラタン・イブラヒモビッチを獲得するもリーグ戦22試合を消化した時点で8位となっている。
2010/11シーズン以降、優勝から遠ざかり近年は低迷を続けるミランをドイツ屈指の戦術家としても知られるラングニック氏が立て直すことになるのだろうか。
【了】