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欧州サッカー、冬の主要移籍まとめ(2)。南野拓実が世界王者の一員に! エリクセンはセリエA初上陸

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ポルトガルの攻撃的MF

ブルーノ・フェルナンデス
【写真:Getty Images】

MF:ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル代表)
生年月日:1994年9月8日(25歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/8得点7アシスト(スポルティングCP)
移籍先:スポルティングCP→マンチェスター・ユナイテッド(移籍金:約66億円)

 ポルトガル代表として2018年に行われたロシアワールドカップ出場も果たした攻撃的MF。足下のスキルは抜群で、強烈なミドルシュートでゴールを量産することもできれば、豊富なアイデアを生かして味方のゴールをお膳立てするなど、決定的な仕事を連発することができる選手だ。ボランチからサイドハーフ、トップ下にも適応できるなど、柔軟性も兼ね備えている。

 スポルティングCPでのブルーノ・フェルナンデスは、まさに「王様」そのもの。チームの攻撃を加速させる上で不可欠な存在となっており、これまでにも圧巻のパフォーマンスを見せてきた。昨季はリーグ戦でキャリアハイとなる20得点13アシストを記録。リーガNOSの年間MVPを2年連続で受賞するなど、その実力を発揮した。今季もリーグ戦17試合で8得点7アシストと申し分ない成績を残している。

 そんなB・フェルナンデスには兼ねてよりマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示していたが、加入が実現することはなかった。しかし、ようやく決着がついた。ユナイテッドは30日、ポルトガル代表MFを完全移籍で獲得することを正式に発表。移籍金は5500万ユーロ(約66億円)とされている。これは、今冬の移籍市場における最多額である。

 そのB・フェルナンデスは現地時間1日に行われたプレミアリーグ第25節のウォルバーハンプトン戦でユナイテッドデビュー。得点やアシストという結果を残すことはできなかったが、ピッチの中で効果的なプレーを連発するなど、まずまずの活躍を見せた。クラブ公式のMOMにも選出されるなど、期待感は十分。名門復活への切り札となりそうだ。

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