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欧州サッカー、冬の主要移籍まとめ(2)。南野拓実が世界王者の一員に! エリクセンはセリエA初上陸

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

オランダの逸材がプレミア参戦

ステフェン・ベルフバイン
【写真:Getty Images】

FW:ステフェン・ベルフバイン(オランダ代表)
生年月日:1997年10月8日(22歳)
今季リーグ戦成績:16試合出場/5得点10アシスト(PSV)
移籍先:PSV→トッテナム(移籍金:約36億円)

 オランダの名門・PSVで印象的な活躍を見せていた逸材。スピードを維持したまま繰り出されるドリブルは抜群の破壊力を秘めており、一度勢いに乗ると止められない選手だ。ゴール前でのラストパスの質やシュート精度も高く、左右両方のウイング、トップ下、CFと攻撃的なポジションであればどこでも対応可能という万能性も魅力的だ。

 日本代表MFの堂安律も所属するPSVで不動のエースとして活躍していたステフェン・ベルフバイン。昨季はリーグ戦33試合で14得点12アシストを記録するなど大爆発し、今季もリーグ戦では16試合で5得点10アシストの結果を残すなど申し分ない働きを見せていた。その活躍を受け、リバプールやマンチェスター・ユナイテッドなども獲得に乗り出していたという。

 その動向に注目が集まっていたベルフバインだが、ついに移籍先が決まった。先月29日、トッテナムが同選手を完全移籍で獲得したことを発表。移籍金は3000万ユーロ(約36億円)とされており、契約期間は2024/25シーズン終了までの5年半となっている。

 ベルフバインは、現地時間2日に行われたプレミアリーグ第25節のマンチェスター・シティ戦でさっそく新天地デビュー。63分にはチームを勝利に導く先制ゴールもマークするなど、ジョゼ・モウリーニョ監督にアピールした。今季はなかなか結果が出ず苦しんでいるトッテナムだが、ベルフバインは今後も救世主となれるだろうか。

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