【写真:Getty Images】
バレンシアは2日、元アルゼンチン代表DFエセキエル・ガライが右膝靭帯の損傷と診断されたことを発表した。スペインメディアでは今季絶望との見通しも伝えられている。
ガライは1日に行われたリーガエスパニョーラ第22節のセルタ戦で負傷し、前半43分に交代していた。クラブは離脱期間の見通しを明確にせず、今後の経過次第と発表。だが『マルカ』紙は同選手が十字靭帯断裂の重傷であり、今季中の復帰は絶望的になったとしている。
現在33歳のガライは今季末までとなっているバレンシアとの契約を延長してない。来季序盤にまで影響しかねない重傷を負ったとすれば、去就も不安定な状況になるとみられている。
今季中の戦いに関しては、特にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦への影響が懸念される。今月19日および3月10日に行われるラウンド16の試合でアタランタと対戦するバレンシアだが、グループリーグ最終節で退場となったGKガブリエウ・パウリスタの2試合出場停止もあり、CB不足に陥ることになる。
そのCL決勝トーナメント1回戦の選手登録期限は3日深夜となるため、本日中に“緊急補強”が行われる可能性も予想されている。冬の移籍市場はすでに終了しているが、スペインでは所属選手の負傷の穴埋めなどのためであれば、スペイン国内の他クラブに所属する選手の補強を例外的に認める制度がある。
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