【写真:Getty Images】
ドイツ2部のザンクト・パウリに所属するFW宮市亮は、シュトゥットガルトのDFマルク=オリヴァー・ケンプフを負傷させてしまったことに対し、クラブ公式SNSを通して謝罪を行った。
ザンクト・パウリは現地時間1日に行われたブンデスリーガ2部第20節の試合でシュトゥットガルトと対戦。この試合でケンプフは宮市との空中戦の競り合いで負傷し、開始7分での交代を余儀なくされた。その後クラブは同選手が顎骨を骨折したと発表。復帰まで6~8週間との見通しも伝えられている。
ザンクト・パウリは2日に公式ツイッターで宮市の謝罪動画を投稿した。「マルク、ファウルを申し訳なく思う。意図的ではなかった。早く良くなってほしい」とドイツ語でのメッセージを述べている。
試合は後半に宮市のアシストからザンクト・パウリが先制点を奪ったが、シュトゥットガルトが追いついて1-1のドローに終わった。シュトゥットガルトの日本代表MF遠藤航も先発でフル出場している。
宮市には自らゴールを決めるチャンスもあったが決定機を活かせず。前半に逃したチャンスについては「あそこは決めるべきでした。考えすぎました」とコメントしている。独紙『ビルト』が伝えた。
「今日のリョウは試合を決める選手になれていた可能性もあった」とヨス・ルフカイ監督もコメント。だが得点以外の部分では十分な貢献をしていると評価し、「得点率がもっと高まれば彼は夏にはここにいないだろうね」と話している。
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