【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実は英メディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに答え、移籍を決意した経緯や新天地での現状などについて語った。1日付でインタビューが伝えられている。
オーストリアのザルツブルクでプレーしていた南野は、今季チャンピオンズリーグでリバプールと対戦した際の好プレーなどで評価を高め、1月1日付で欧州王者へ移籍。ここまでカップ戦2試合とプレミアリーグ1試合に出場している。
南野の獲得にはほかにマンチェスター・ユナイテッドやミランなども関心を示していたと報じられていた。「どのチームからアプローチがあったかは言えませんが、プレミアリーグやドイツのいくつかのクラブ」と南野も他クラブからの関心を認めている。
その中でリバプールを移籍先に選んだ理由として、このクラブでプレーすることは「子供の頃からの夢」だったとコメント。「スティーブン・ジェラードやフェルナンド・トーレスが好きで、気に入っていたクラブのひとつでした」と話している。
加入当初にユルゲン・クロップ監督からかけられた言葉は非常に印象的だったという。「監督の言葉は忘れられません。加入して2、3日後に言われたのは、どんなやり方でも僕のやりたいようにプレーして構わないということでした。とにかくやりたいように楽しめばいいと」
悲願のプレミアリーグ優勝に向けて絶好調の戦いを続けるチームで、南野はまだ具体的な結果を出すことはできていない。「チームのプレミアリーグ優勝に貢献したいと思っていますが、当面の目標はとにかく試合でプレーすること。そしてゴールを決めるか、ひとつでもアシストすることです」と今後への意欲を口にしている。
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