【写真:Getty Images】
イタリアの移籍市場が1月31日20時で閉鎖となった。セリエA制覇を狙うインテルは、トッテナムから強力な新戦力を獲得するなどして、戦力を高めることに成功している。UEFA公式ツイッターは、MFクリスティアン・エリクセンがヨーロッパリーグで決めたスーパーゴールを紹介した。
現在セリエAで2位につけるインテルは、ロメル・ルカクとラウタロ・マルティネスの2トップが抜群の破壊力を見せている。その一方で、中盤は負傷者が続出した影響もあって、得点数は伸びていない。
そんな中、アントニオ・コンテ監督がチームに加えたのがエリクセンだ。
今季でトッテナムとの契約が満了となる予定だったエリクセンは、年明けから他クラブとの交渉が可能になると、すぐにインテルが動き出し、選手との合意を取りつけた。その後、トッテナムと交渉。半年後にタダで同選手を手放すことを恐れるトッテナムが値下げに応じることに期待していたインテルだが、トッテナムのダニエル・レヴィ会長は一切譲らず、交渉は難航した。それでも、冬の取引を実現させたいインテルは、最終的にトッテナムが要求した2000万ユーロ(約24億円)の移籍金を支払うことを決断し、大型補強を実現させている。
視線でフェイントを入れてから素早く持ち出して正確かつ強烈なミドルシュート――。決定的な仕事ができるMFの加入は、インテルをさらに上のレベルへ引き上げるだろうか。