【写真:Getty Images】
スペイン2部のレアル・サラゴサに所属するMF香川真司は、地元メディア『スポルト・アラゴン』によりコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)ラウンド16のレアル・マドリー戦のチーム最優秀選手に選出された。30日に発表が行われている。
サラゴサは現地時間29日に行われた試合でリーガ1部首位のレアル・マドリーと対戦。0-4での大敗に終わったが、先発でフル出場した香川は積極的なプレーでチャンスに絡むなど好プレーを見せていた。
地元メディアがツイッターを通して行ったチームMVP投票では、香川は4人の候補の中で圧倒的1位となる76.3%の票を獲得。国王杯の試合では3回戦のマジョルカ戦に続いて2試合連続の選出となった。
香川は「レベルの高い相手に対して輝きを放った」と『スポルト・アラゴン』は記述。チーム全体に緊張が感じられる中で攻撃の中心となり、先制点を奪われたあと「経験を活かしてチームを立て直そうとしていた」と振り返った。
昨夏のサラゴサ加入以来、香川の今季ここまでのパフォーマンスは期待を下回っていると評されている。だが「サラゴサでの最高のページが書かれ始めている」「あと一歩で完成するような危険なプレーを生み出す数が徐々に増えている」と復調の気配が感じられることにも言及されている。
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