【写真:Getty Images】
アーセナルは29日、ブラジルのフラメンゴからスペイン人DFパブロ・マリを獲得することが合意に達したとして発表を行った。
パブロ・マリはレンタルの形でアーセナルに加入し、レンタル終了後の夏に完全移籍で獲得できるオプションが設定される。英『スカイ・スポーツ』によればレンタル料として400万ポンド(約5億6700万円)が支払われ、完全移籍の場合にはさらに800万ポンド(約11億3000万円)が支払われる契約になるという。
「(アーセナルは)世界最高のクラブのひとつだ。加入できることをすごく嬉しく思っている。このユニフォームでプレーし、チームを助けられるのが本当に楽しみだ」とパブロ・マリはクラブ公式ウェブサイトでコメントしている。
現在26歳のパブロ・マリはマジョルカの下部組織出身で、ヒムナスティック・タラゴナを経て2016年にマンチェスター・シティへ移籍。シティでプレーすることはなく、そこからジローナ(スペイン2部)、NACブレダ(オランダ)、デポルティボ(スペイン2部)へとレンタルされた。
昨年夏にはフラメンゴへ完全移籍し、ブラジルの強豪でレギュラーとしてプレー。ブラジル全国選手権優勝とコパ・リベルタドーレス優勝の2冠に貢献し、12月のFIFAクラブワールドカップに出場してリバプールとも戦った。
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